大人の書初め大会で感じた「鍼と書道の共通点」
1月20日、地元平井で開催された「大人の書初めの会」に参加してきました。
筆ででっかく字を書きたい衝動は日ごろから感じていた私にとって、ぴったりなイベントです。
会場は、平井駅北口のすぐそばにある書店「平井の本棚」さんの2階イベント会場でした。
平井の本棚さんは昨年の夏にオープンしたばかりのお店です。
平井の商店街から本屋さんがなくなってしまい、さみしがっていた本好きのみなさんから愛されているお店です。
どんな文字を書いてもよいとのことで、私はいま一番好きなこと『整動鍼』に決めました。
本格的な書道は、恐らく小学校の習字教室以来で30年ぶりくらいかもしれません。
うまく書けるかしらと少々不安を感じつつ、最初に書いた文字は「鍼」
×書き出しのトメが甘いふんわり感
×左払いがベタっとしてかっこ悪い
×最後の一画「点」がかすれて惨め
という残念な仕上がりに(*´艸`)
先生のダメ出しは
・書き出しをしっかりと筆を落とす
・線は最初から最後まで同じ太さではなくメリハリをつける
・最後の点は筆を落とす感覚
これらを意識しながら再度挑戦
整という文字がぜんぜん整っていない(;´・ω・)
動は弱弱しく、これ動いてないよねって感じ
鍼はひょろひょろした頼りない鍼
こんなんじゃ患者さんに信頼してもらえないぞという仕上がり・・・
さらにひたすら整動鍼と書き続けること1時間。
整ってきました!
鍼はまだ不格好ですが( ´∀` )
最後の1枚に、屋号を書き加えました。
鍼施術と書道の共通点は「集中力」
今回、書道をしてるときに感じたのは、鍼灸施術と共通点があるなということでした。
「書道の集中力」
→出来上がりを想像して筆の置き場を決める時
→筆を走らせて、どこまで進めるか、どこで止めるか決める時
「鍼施術の集中力」
→お身体の状態を把握するとき
→ツボを探すとき
→鍼を刺すとき
整動鍼という技法は、ゴマ粒ほどの大きさしかないツボを探していきます。
なので指先に意識を集めないと見つからないのです。
そして、鍼を刺すときは、ツボにしっかりとあたっているか、鍼先の感覚をたよりに刺す深さや角度を決めるのです。
書道は集中力を養うにはもってこいだと思いました。
また機会があったら挑戦したいです。
整動鍼
ツボネット
江戸川区平井駅徒歩3分の女性専用鍼灸院
はりきゅう那須院 院長
趣味は、星空観察。ぞうの小物集め。
お花が大好きで、お家も院内にいつもお花を飾っています。