肩こり
症状の改善や施術効果には個人差があります。
症状や病名が同じであっても、必ずしも効果効能を保証するものではございません。
症例7 家族にグーで叩いてもらっても楽にならない板みたいになった肩こり
女性 40代
来院
2017年2月
来院回数
1回
症状と来院理由
4日前に会合で発表する機会があり、しっかりしたブラジャーをつけてスーツを着て壇上に上がった。下着が小さく肩が締め付けられるような感覚があった。姿勢を正すため体に力が入った状態で、長時間座っていた。会合のあと、たくさんの荷物をが入った重いリュックを背負って歩き回った。
その夜から肩が凝って仕方がなく、主人にグーの拳でバンバン叩いてもらったり、電気マッサージ機でガンガン刺激したが楽にならなかった。
翌日は細かい作業や大量の野菜を刻む作業を行ったら、さらに悪化した。
座っているだけで苦しく、動かしているほうが楽な感じ。
月1回のメンテナンスの予約日まで待てなかったので急きょ来院。
同時に施術した症状
なし
施術内容と経過
会合の時に肩が締め付けられる感覚があったということ、そのあと重いリュックをしょって歩いた、長時間座っていたということより、坐骨への過度な負担が原因と推察。
坐骨から肩周辺にアプローチする活法整体をおこなったところ、肩の違和感が3割まで減った。
さらに、翌日から細かい作業を続けて悪化したということから、前腕と指先の緊張を軽減する活法整体をおこなったところ、肩の違和感がなくなった。
施術終了とした。
使用したツボと行った整体
坐骨切り、扇の調整
まとめ
坐骨の過度な負担と、腕と指先の緊張が異常な肩こりの原因となっていた症例。
凝りのある部分を揉んでも叩いても楽にならないのは、原因がそこにはないからである。
原因を見極めアプローチすることで、症状を改善できる。症状が出てから来院まで期間が短かったことも早期改善につながった例である。